青山千秋楽(ネタバレです)

蒲田行進曲』東京千秋楽を観てきました。ヤスは良かったと思います。正直、もう私にはこのお芝居を冷静に観ることが出来ていないと思うけど、それでも私の心には響きました。ヤスの声は。叫びは。哀しみは。苦しみは。
小夏を好きなのに、守りたいのに、本当は死ぬ事が恐いのに、大好きな銀ちゃんのために階段落ちに挑むヤス。大部屋俳優として銀ちゃんの恩に報いるために、銀ちゃんを男にするために、ヤスが選んだ最後の道。それが例え間違っていたとしても、自分にはこうするよりほかにないのだと、そういう決意の階段落ち。風間くんはヤスでした。それだけは言えます。
追加のシーンがありました。ヤスと小夏の間のまだ愛かどうかもわからない何か、そんな気持ちを思わせるシーン。銀ちゃん、小夏、ヤス三人のシーンで、やさぐれたヤスがいきなり酔っ払いのようにヨロヨロ歩きながら歌い出します。そして小夏の後ろに立って小夏の髪を持ち「レーザービーム発射!ビビビビビー(うろ覚え)」とかなんとか言って、小夏もそれに合わせて「ビビビビビー!」と指でビームを出す真似をするというシーン。風間くんの生歌(ソロ)が聴けました。昭和っぽくておじさん臭い歌だったけど(笑)。このネタはあとにも出てきますが、これがかなり効果的。ここで涙してしまいました。

カーテンコールは何度も何度も幕が開きました。3回目くらいのカーテンコールからニッキは風間くんを真ん中に立たせてくれてました。なかなか喋ってくれなかったけど、何回目かでやっとニッキが挨拶してくれました。「毎日(台本の)変更と戦いました(笑)。大阪の5公演もよろしくお願いします。」そんなようなことを言ってたと思います。うろ覚えです。すみません。
そして一度幕は閉じ、また幕が開いた時、今度は風間くんがマイクを持ってました。・・・・・ヤター!「この役をやらせていただいて、プレッシャーもありましたけど、皆さんの拍手に支えられてここまでやってこれました。ありがとうございます。ひとつだけ、僕は女性を殴ったりした事はありません(笑)」と念願の風間くんの挨拶。嬉しかったです。本当に嬉しかった。
そしてそのあとも拍手は鳴り止まず、幕は開かなかったけど、幕の前に稽古着姿のニッキ、アツヒロくん、風間くんが登場。ただし風間くんはヤスの衣装のまま。っていうかヤスの衣装って風間くんの私服の稽古着そのままだったりして。アツヒロくんはジャージ姿、ニッキは紫のトレーナーに白いジャージ?このニッキのいでたちにすごい爆笑してしまった。だってリアル銀ちゃん!もしくは昔の少年隊の衣装みたいなんだもん(笑)。ここではアツヒロくんが挨拶。内容は・・・興奮状態だったため、忘れてしまいました。でも最後は「(時間が遅いので)もう帰ろうよ〜」とか言ってたと思います。ニッキもしきりに時間を気にしてました。風間くんはヤスの格好のまま、楽しそうに笑ってました。
うまく書けなくてすみません。挨拶の言葉もあやふやです。そんな感じで青山14日間の幕が閉じました。皆さんお疲れ様です!そして心からありがとう。私の蒲田はあと1公演です。