21日公演(ネタバレです)

蒲田行進曲』本日の公演を観てきました。風間くんの声は今日も素晴らしくよく出ていました。
帰るときに1階の後ろの方にカメラのようなものを見たけど、あれいつもあるのかな。今日だけ?今まで気がつかなかったですけど。でも映像化は難しいのかな。
今回の蒲田、自分でもひくぐらいにチケットを取ってしまっています・・・。でもこの舞台は何度観ても飽きないです。目だったアドリブシーンもなく、最後にキャストの挨拶も聞けないので、毎日変わる部分はないんですけど。妙に私のツボをついてくるのです。暴力的なシーンも、ひどいセリフもいっぱいあって、観ていると息苦しい気持ちになるけど、でも私には決して過剰な演出に思えないのです。そこには優しさを感じる。人間らしさを感じる。自分の事が大好きな人、自分に正直な人、優しさを素直に表現できない人、仲間想いの人、求める人、求められたいと願う人、生きるのに不器用な人、生きる意味を見つけた人。みんな普通の人間の姿だと思う。私は残酷な人間なのかもしれません。
ヤスは今日すごく良かったです。感動しました。階段落ちの直前、ある事を叫びながら告白するシーン。あそこでボロボロ涙がこぼれた。倒れていくシーン、切なかったです。銀ちゃんも小夏も今日は熱演でした。中村屋もはじけてた。カーテンコールの風間くんは生き生きとした顔をしていました。ヤスの演技は不安定かもしれません。前回観に行った時の、ダメだしも含めた感想アンケートを出そうと書いて持って行ったのですが、出せませんでした。新しい用紙に「良かった」とその場で書いて出してきてしまいました。私はダメだしが出来ないようです(笑)。
今回の蒲田では最後のヤスのセリフが「銀ちゃんかっこいい」とちょっと違います。これに変わる(と思われる)セリフは風間ヤスらしいセリフだなあと思います。あそこ大好きです。