16日公演

本日昼公演の蒲田を観てきました。
初日に気になった点が今日は改善されていました。セリフが聞きとりにくい所とか聞きやすくなってた。セリフの内容もちょっと変わったかな。ヤスのセリフは「盛り上がっていこうぜ〜」のところ「盛り下がるなよ〜(だっけかな?)」だった。ここはアドリブっぽいけど。あと全体的に皆、前を向いてゆっくり喋るようになってたような。音響もよくなった気がしました。
ヤスは、よかった。今日は涙がこぼれました。初日は初々しい感じだったけど、今日は深みがあった気がした。ニッキの銀ちゃんは優しくて大人ですね。もっと横暴でもいいのにとさえ思ってしまう(笑)。映画版はかなりわがまま放題なキャラだったから。懐の深い人情味あふれるニッキ銀ちゃんです。中村屋アツヒロくんは濃ゆい独特のキャラが面白い!声もハスキーで好き。会場の笑いは彼が独り占めしてましたね。小夏は初日は声が小さかったけど、今日はすごく思い切りのよい演技でした。小夏がひとりで語るシーン、じんとしました。
いろいろなところで感想を読ませていただいてると、結構皆さんヤスに厳しいですね。有名な作品で、何人もの名優の方が演じてきた「ヤス」と言う役の重さを感じる。確かに風間くんのヤスは若いかもしれない。それはファンである私も感じる。もっとこうなればって思うところもある。でも私は風間くんのヤスはいいと思う。だって観た後はヤスが忘れられない。頭から離れない。ヤスの叫びは気持ちいい。それは私が風間ファンだからなのかなあという気もするけど。でも、やっぱり風間くんはよい役者だと思う。私にとって風間くんほど私を魅了してくれる役者は他にいない。例えば、ここはダメだなって思う部分があっても、次見る時はきっと違うものをみせてくれる、期待に答えてくれるって思える。
それからつかさん演出がダメって人も結構いらっしゃいますね。私はどちらかと言うと好きかも知れない。こういう人情話好きです。人間臭いセリフが好きです。オブラートに包まない言葉が出てきても平気。エロいシーンもこのお芝居に関しては嫌じゃない。それに風間くんのキスシーン見るのひとつの夢だった(笑)。人間のいやな部分を描いたお話がわりと好みなのかもしれない。なんか人間性を疑われそうですが(笑)。今回が初めてのつかさんだけど、つかさんの演出は正直で嫌味がないと思った。