ネムレルモリノシタイ最終話

今日は冷たい雨の1日でした。
「眠れる森の死体」最終話。む・・・難しかった。言いたいことがなんなのか、よくわからなかった。結局あきらは死んでしまったの?ラストシーンのエイジは何を思ったのか。「エイジ」と名前を呼んでくれた父親と向かい合う決意をしたのか、それとも何かが狂ってしまったかのような表情にも感じた。麻酔医の人の顔が怖かった。
こういう問題提起的な終わり方はあんまり好きじゃない。物語のラストはやっぱりハッキリした結末を描いて欲しいな。といいながらも1〜4話まですごく面白く、見ごたえのあるドラマでした。演じている役者さんはみんなすごく良かった。ヒロミ役の星野さんにも興味津々だし、石丸さんの間の抜けた感じのお芝居が面白かった。風間くんも斗真くんもあきら役の女の子もみんなそれぞれ役に個性があって良かった。
オサナイは感情表現がストレートで、だだをこねてる子供のようだった。本当は純粋で傷つくのが怖くて強がっているだけのように思えた。携帯をいつも手にしていたのは、きっとさみしいからなんだよね。あきらはそんなオサナイを理解して救ってあげたいと思っていたのかな。最終話での二人の会話は切なかった。けれど結局あきらは罪を犯してしまう。きっとオサナイにひどいことをいっぱい言われて、傷ついて自信が持てなくなっていたのかな。「その事に気づいていれば」という言葉の意味は、みんな生きてる十代の生身の人間なんだってことだったのかな。エイジは自分の殻に閉じこもって人に心を開くことが出来なくて、でもあきらと話すうちに少しずつ変化していく。オサナイの事が好きというよりもオナサイのようになりたいと思っていたんじゃないかと思った。人はみんな他人が羨ましく見えてしまうものだよね。エイジはそんなコンプレックスの塊だったんじゃないだろうか。
中身の無い事を長々と語ってしまいました。それだけこのドラマを楽しんでいたってことですね・・・。最後のシーン、ヒロミの額の汗が妙にリアルに感じました。来週の特別編が楽しみです。