血と骨

今日が初日の「血と骨」を観に行きました。初日だから混んでるかと思いきや、劇場はガラガラでした。こんなに空いてて大丈夫?と心配になりました。R−15指定だったので暴力シーンが多いかなとビクビクしながら観ていたのですが、そうでもなかったです。そっちのR−15じゃなかったみたい・・・。2時間24分と時間的にかなり長かったんですが、飽きることなく見ごたえがありました。
たけし演じる「金俊平」という人物は、とにかく自分勝手で強引で強欲な人物なのですが、私には悪人に見えませんでした。たけしの顔はむちゃくちゃ怖いのですが。確かに身近にいたら絶対に許せない人だと思う。でもこういう生き方を否定する事が出来ない。少し尊敬さえしてしまう自分が怖いです。原作の小説を読んでみたいと思いました。たけしの息子(原作者)を演じる新井くんがいい味出してました。
全体的には言いたいことがいまいち伝わりにくい気もしますが、でも観て良かったです。